コーティングで洗車機はNG？

大阪で車のコーティングと洗車のユナイト。今回はコーティングと洗車機の関係について。

大阪・関西を中心に洗車やカーコーティングサービスを展開するユナイト。そのユナイトがお送りする、カーケアに関するコラム「大阪ガラスコーティングコラム」。
今回は、コーティングと洗車機の関係についてお話ししたいと思います。

コーティングを施した車は洗車機にかけてはいけない？

「カーケアのプロから車を洗車機にかけてはダメだと言われたし…」「お金をかけてコートした車を洗車機にかけるのは躊躇する」このような事をお考えの方は非常に多いと思います。
実際、コーティングを施した車のボディに洗車機を掛けることは、あまりおすすめできることではありません。

洗車を「手洗い」でのみ行うことはムズカシイ場合も

しかし日常における愛車のケアを考えた場合、洗車をすべて「手洗い」だけで行うことは現実的ではない。という方も多いのでは？
確かに手洗いによる洗車が良いにこしたことはないのですが、費用面や対応店舗の問題もあり、手洗いによる洗車だけでお手入れすることは、難しいのではないでしょうか？

本当に洗車機によるケアはダメなのか？

車にとって一番のNGはお手入れをしないこと
しかしカーケアのプロの立場から見ると、洗車機を使う使わないに関わらず、お手入れしないことは車にとって「最悪の状態」ということをまずは言いたい。
以下に、コーティング施工を施した車のケアの優先順位を記載させていただきます。
※これは車全般についてもいえることでもあります。

コーティングした車に対するケアの優先度

No1　手洗い洗車

No2　洗車機による洗車

No3　何もしない（洗車機はNGという観点から）

例え洗車機を使ったとしても、何もお手入れをしないよりは、はるかに良いのです。しかしこのコラムをお読みの方々の中には、「そもそも、汚れ防止のためにガラスコーティングをしたんだから！」「せっかくのコーティングボディが洗車機でキズがつくんじゃない？」とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

残念ながらボディコーティングだけでは汚れは防げない

これら２つのご意見は、確かに正しい。現代のコーティング技術は、ひと昔に比べ格段に向上しています。しかし残念ながら、現代の技術をもってしても、コーティング施工だけではボディの劣化や汚れを、完全に防ぐことはできません。
これは最強の被膜高度を誇る、ガラスコーティングであっても例外ではないのです。

付着した汚れはボディを「酸化」させる

産業革命以降、地球上の大気は常に汚染されており、雨水にはその汚染物質が含まれています。そのため雨や泥がボディに付着すると、徐々に車のボディや塗膜を浸食するのです。
これを防ぐ手立ては、「洗車」以外にない。もちろん手洗いによる洗車が最高のケアであることは疑いようがないのですが、キズがつくからと洗車機にかけない＝お手入れをしないというのは間違い。
どんな手法であれ洗車を行い、ボディ表面をキレイにすることが大切なのです。多くの車は鋼鉄やアルミなど、金属製のボディで出来ています。つまり酸化させないことが、最も優先すべき事柄であることを覚えておきましょう。