お役立ち情報

車の革シートのメンテナンスは必要？

更新日：2019年06月28日

車のシートの素材として代表的なのが革です。革のシートは高級感もあり人気ですが、メンテナンスは必要なのでしょうか？また、メンテナンスが必要な場合は、どんな方法が良いのかも気になる部分です。
車の革シートのメンテナンスについて詳しく紹介します。

車の革シートはメンテナンスするべき？

革のシートは耐久性も高く、汚れも比較的付きにくいので、メンテナンス不要と考えている方もいるかもしれません。ですがどんなに高級な革シートでもやはり劣化はしていきます。劣化を防ぎ、汚れを定期的に落とすためにもメンテナンスは必要だと考えるべきでしょう。

革シートでよく見られる劣化が、ひび割れやへたりです。特にシートの横、サイド部分は劣化しやすい部分のため、こまめにチェックすることが大切です。革の色が白い場合は、黄ばみや黒ずみといった汚れも目立ちやすいため、さらに入念なチェックとメンテナンスが求められます。

高級感を維持し、革そのものを劣化させないためにもメンテナンスは欠かせません。正しく丁寧にメンテナンスすれば、革は長持ちし、いつまでも綺麗な状態で使えます。

自動車の革シートをメンテナンスする方法

では具体的にどうやってメンテナンスすれば良いのか、その方法を見ていきます。一般的に革のメンテナンスというと、専用のオイルやクリームを塗る方法が挙げられます。これはオイルやクリームに含まれる油分によって、革が乾燥するのを防ぐためです。たとえば本革製のソファや革靴などではこの方法がよく用いられます。

この方法は自動車の革シートにも有効なのですが、普段はあまり使う必要がありません。というのも自動車の革シートにはコーティングが施されていて、頻繁にオイルやクリームを塗らなくても大丈夫なようになっているからです。

日常的なケアとしては、水をよく絞った固いタオルで拭き掃除で問題ありません。メンテナンス方法としては、まずは掃除機などでシートに付いたゴミやホコリを吸い取ります。これで表面のゴミやホコリは大半が除去できます。

あとはタオルで拭き掃除をしましょう。拭く時は力を入れず、優しく撫でるようにするのがコツで、水は十分に絞っておきます。汚れがひどい場合は、カー用品店などに売られている専用のクリーナーを使ってもかまいません。車のシート用ではない洗浄力の強いクリーナーだと、革にダメージを与えてしまうことがあるので避けるようにしましょう。

普段はこの方法でお手入れをし、たまにオイルやクリームを使ってあげれば理想的なメンテナンスが可能です。

トヨタ車の革シートのメンテナンスについて

トヨタ車にも革シートが使われることがあります。基本的なメンテナンスの方法は他のメーカーと特に違いはありません。ただ、トヨタ車の場合、トヨタで専用のクリーナーなどを用意しているためそちらを使う選択肢も生まれます。革用のクリーナーをはじめ、保護材や専用スポンジなどが揃っているため、普段のお手入れもより楽になります。トヨタの車に乗っているなら、ディーラーで相談してみると良いでしょう。

さらにトヨタでは車のメンテナンスの一環として、室内の洗浄なども行ってくれます。当然シートも綺麗にしてくれるため、このサービスを利用するのも良いでしょう。スタッフが作業してくれるため、自分でメンテナンスする手間が省けます。