車のコーティングに使われるガラスは、 「石英＝シリカ」材。
石英の別名は水晶、 つまりクリスタルで愛車をコートするということ。
ガラスは、塩酸の便に使われていることでもわかるように、 抜群の耐塩・耐酸性を持ち、 また同然に紫外線劣化に対しても、 優れた耐久性を誇ります。

かつてガラスを成形するには、素材ガラスを溶かすため、 1000℃以上という超高温の環境が必要でした。
このような環境下では、熱害（熱による害）があまりに激しく、 車にガラスコートを施すことができません。
しかし溶剤の『液体（ゾル）』～『ゼリー状（ゲル）』～『ガラス』といった化学変化を、低温で行う「ゾル・ゲル法」の登場により、ガラスによる車のコーティングが可能になります。
結果、ガラスコーティングは、車のコーティング法として一気に広まることになりました。

また「ゾル・ゲル法」は、常温でもガラス形成が可能なため、基本となる溶剤と他の有機・無機素材との混ぜ合わせが比較的簡単に行えます。そのため目的に応じた、さまざまなコーティング材ができるようになりました。つまり「親水性」と「撥水性」の両立など、異なる特性をハイブリッド化することも可能になったということ。

いまやガラスコーティング材は、単に「撥水」「滑水」「親水」といった特性を持つだけでなく、それぞれの特性を組み合わせることもできる時代。
異なった特性を合わせ持った製品も、次々とラインナップされています。

もはや車の用途やシチュエーションによって、コーティング材の特性をチョイスするのは、あたりまえ。目的やお好みに応じた、『あなただけのガラスコーティング』を、是非お選びください。