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車のフロントガラスにワイパーの動いた跡がつく場合の対処法

更新日:2022年12月2日

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車のワイパーは雨が降ると活躍するパーツです。

ガラスについた水滴を取り除いてくれますが、ゴムの状態によってはガラスにスジがついてしまいます。
汚れのついたガラスは視界を悪くして事故を起こす危険を増すでしょう。
ワイパーを使ったときにスジのような跡がつくのは何故でしょうか?
跡がついたときの対処方法をこの記事でお伝えします。

目次

車のワイパーを使ったときにガラスにスジの跡がつく原因

ワイパーを使ったときにガラスに跡がつく原因にはいくつか考えられます。

 

・ワイパーゴムとガラスの間にゴミが挟まっている
・ガラスコーティングが劣化している
・ガラスに油が付着している
・ワイパーのゴムが劣化している

 

どのようにガラスに跡がつくかによって、原因が変わってきます。

ガラスにスジのような跡がつく場合は、ワイパーゴムとガラスの間にゴミが挟まっている可能性があります。
ワイパーを拭いても状況が改善されないならば、ゴムの劣化が原因かもしれません。
ワイパーブレードを交換してみましょう。

 

ガラスに水がムラになってつく場合は、ガラスコーティングの劣化が原因です。
コーティングを一度剥がして、新しくコーティングを行いましょう。

 

ガラスにうろこ状の模様がつく場合は、ガラスに油分やミネラルが付着しています。
油膜除去剤を使用してガラスの油膜を取り除きましょう。

ガラスが綺麗にならないならば、油膜の除去やワイパーブレードの交換を行うと改善される場合が多いです。

ガラスに跡がつかないようにする対処方法

ワイパーを使ってガラスに跡がつく場合は、順に原因を考えて対処していきましょう。
考えられる原因を1つ1つ改善すれば、ワイパーを使っても跡がつかなくなります。

 

ガラスの油膜除去

最初に油膜除去剤を使用して、ガラスに付着している油膜を除去します。
洗剤や地面の水滴が跳ねてガラスに油が付着することがあります。
油は水を弾くのでワイパーを使っても、十分に水を除去できなくなります。
そのためにガラスの油膜を除去すれば、ワイパーを使っても跡が残らなくなります。

ワイパーの交換

ワイパーのゴムは、直射日光を受けると温度や紫外線によって自然と劣化します。
また屋外であれば、朝晩の気温差によってダメージを受けます。
ワイパーのゴムは早いと半年、通常でも1年や2年経ったら交換しましょう。
ひび割れなどと明らかに見て劣化がわかるようであれば、すぐ交換します。

 

意外にもワイパーアームも劣化していきます。
目立たない部分ですが、ワイパーのゴムをバネでガラスに押し当てているパーツです。
バネも経年劣化していき、押す力が弱まってきます。
アームの状態も確認して、劣化しているようであれば交換しましょう。

ワイパーの調整

ワイパーブレードの角度がガラスに対して垂直でないと、ワイパーを使うとムラがあり跡が残ります。
ブレードの調節も行っておきましょう。

 

ワイパーを劣化させない方法

ワイパーは使うほど劣化しやすくなります。
劣化を防ぐには無理にワイパーは使わないようにしましょう。
ガラスについた汚れはウェットティッシュなどで拭き取り、雨が降っていないときはワイパーを使わないようにします。

 

またガラスが乾いているときは、ワイパーは動かさないようにします。
綺麗に見えるガラスでも、砂埃やゴミが付着しています。
乾いたガラスでワイパーを動かすと、ワイパーゴムがゴミを引きずります。
その状態だとゴムにダメージを与えるばかりか、ガラスも傷つきかねません。
ガラスが乾いているときにワイパーをどうしても使うならば、ウォッシャー液などで濡らしてからにしましょう。

 

そして暑い日や寒い日はワイパーを立てておいてガラスにつけないようにします。
暑い日はガラスの熱によってワイパーゴムが変形し、夜になると気温が下がりゴムが固まり、温度差によりゴムへのダメージがあります。

 

寒い日はゴムがガラスにくっつきやすく、無理に動かすとゴムがちぎれるかもしれません。
雪が降ると雪の重みでワイパーが変形するかもしれず、ワイパーを立てれば雪の影響を最小限にできます。

 

ガラスコーティング

ワイパーの劣化を防ぐならば、ガラスにコーティングするのも1つの方法です。
ガラスコーティングを行うとガラスに汚れをつきにくくして、ワイパーの使用頻度を減らします。

またガラスとワイパーゴムの摩擦を減らし汚れを落ちやすくする効果もあります。

 

ガラスコーティングを行うならば、撥水コーティングがおすすめです。
水滴を弾きやすくするコーティングで、雨が降っても走行時の風で水滴を落とします。
ワイパーを使う頻度を減らし、ガラスに汚れをつきにくくします。

 

まとめ

フロントガラスは視界を確保するのに重要であり、雨が降ったときはワイパーで視界をクリアにします。
しかしワイパーゴムが劣化している場合や、ガラスに油がついているとガラスに跡が残ります。
ガラスが綺麗にならないならば、考えられる原因を1つ1つ改善していきましょう。
ワイパーの劣化を遅らせて、ガラスに汚れをつきにくくするならガラスコーティングがおすすめです。

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