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車のクラッチの交換時期の目安とは?

更新日:2023年11月20日

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クラッチはエンジンの力をトランスミッションに伝える役割を果たす部品です。

マニュアル車にとってはなくてはならない部品ですが、実は使用していると消耗していきます。
そのためにある程度使用したら交換しなくてはいけません。
ただどれぐらいの寿命であり、交換費用はいくらかはわからない人が多いでしょう。
この記事でクラッチの交換時期の目安や費用をご紹介します。

目次

クラッチは消耗する

クラッチは発進時やギヤを変えるときに操作し、クラッチペダルを踏んだり離したりします。
経年劣化で劣化もしますが、半クラッチは思った以上に劣化を早める原因です。
もちろん半クラッチ操作は必要ですが、以下のような使い方をすると劣化が進みます。

 

・坂道発進時に必要以上に半クラッチにする
・クラッチ操作が必要ない場面でもクラッチに足を置いて半クラッチにしている
・クラッチを繋ぐときに必要以上に半クラッチにしている

 

特に免許を取ったばかりの方や、運転に慣れていない方はクラッチを必要以上に使いやすいです。
長く半クラッチを続けずに、スムーズに繋ぐことを心がけるだけでもクラッチの寿命は大きくわかるでしょう。

クラッチの寿命

クラッチは車種によって駆動方法やパワーが違うので寿命が変わりますが、平均的な寿命は6万km程度です。

 

ただし使い方次第で同じ車種でも、2万kmで交換が必要なときや、10万km以上使えるときもあります。
クラッチは使用して摩耗していくと寿命を迎えます。
寿命を決めるのはクラッチに対する負荷のかけ方です。

 

クラッチが劣化したときに起こる現象

クラッチが摩耗して劣化してきたときは、クラッチ滑りと呼ばれる現象が発生します。
劣化したときは以下の2段階でクラッチ滑りが進行します。

 

・第1段階 : 半クラッチ時間が長くなる
・第2段階 : クラッチを繋いでも変速されなくなる

 

第1段階では半クラッチ時間が長くなりますが、特に発進時に発生しやすいです。
第2段階までくると、シフトアップ時にクラッチを繋いでも速度が変わりません。
速度は変化せずエンジンが吹き上がるだけです。

 

さらに症状が進むと、アクセルを踏んでもエンジン回転数だけ上がります。
アクセル操作できなくなるまで進んだ場合は、発進もできないでしょう。
クラッチが摩耗していくとギアが噛み合わなくなり、滑るという現象が発生します。

 

クラッチ交換費用と交換時期の目安

クラッチ交換費用は車種により違います。
エンジンを外さずに交換できるときは5~10万円程度です。
エンジンを外さないと交換できない車種であれば10万円以上、場合によっては数十万円かかります。

 

またディーラーや整備工場とクラッチを交換する場所でも費用は変わります。
交換依頼するときは、最初に見積もりを取ると良いでしょう。

クラッチの交換時期

クラッチは滑るようになると交換ですが、その他の現象が現れても交換時期です。
その他次に紹介するような現象が起こっても交換しましょう。

 

異音や異臭がしても交換したほうが良いです。

いつもと違う音や振動を感じたときも、クラッチの摩耗を疑います。

特に焦げたような臭いがクラッチからすれば、焼き付けが起こっている可能性が高いです。

オーバーヒートの可能性もありますが、どのような現象でも緊急性が高いと言えます。

 

走行距離や使用年数でも交換時期がわかります。
運転の仕方でも変わりますが、およそ6万kmが交換時期の目安です。
またクラッチの耐用年数は一般的に7~8年となっており、運転の仕方で耐用年数は変わります。

 

クラッチを長持ちさせるポイント

クラッチはある程度摩耗すると交換します。
言い換えればクラッチが摩耗しにくい使い方をすれば、交換時期を伸ばせます。

半クラッチの時間を短くする

先にも記載の通り、クラッチが摩耗する大きな原因は半クラッチです。
主に発進時に行う操作ですが、半クラッチの時間を短くするとクラッチの消耗具合が減ります。
半クラッチで必要以上にアクセルペダルを踏まないようにします。
必要以上に吹かさないようにすれば、クラッチの摩耗が少ないです。

シフトチェンジでエンジンの回転数を合わせる

シフトチェンジの仕方でもクラッチの摩耗具合は違います。
エンジンの回転数をシフトチェンジのときに合わせると、クラッチの摩耗が少ないです。
加速や減速でシフトチェンジするときは、クラッチペダルを離す前にアクセルを少し踏んでエンジン回転数を合わせてからギアをつなぎます。
また発進時に2速発進しないだけでも、クラッチの摩耗を少なくできます。

摩耗しにくい素材のクラッチにする

すでに摩耗して交換するときという話になりますが、摩耗しにくい素材のクラッチにすれば長持ちします。
純正クラッチはオーガニックと呼ばれる、繊維や樹脂などを混ぜた素材です。
半クラッチしやすいですが、その反面熱に強くなく摩耗しやすいです。

 

金属を混ぜているのがメタル材で、金属に近く摩擦しい素材となっています。

ただし半クラッチの領域が狭く、街乗りの車で採用するメリットは少ないです。

 

オーガニックとメタル剤の良い部分を合わせたのカーボンもあります。
炭素素材であるために柔らかく、半クラッチ領域も十分にありますが価格が高いです。

 

まとめ

クラッチはエンジンの力をトランスミッションに伝えるのに必要なパーツです。
運転時は半クラッチでギア操作しますが、摩擦するので使用するほど摩耗します。
ある程度摩耗してきたら交換時期です。
そのまま使い続けると、クラッチが滑るようになり、やがて変速できなくなるので時期が来たら交換しましょう。

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