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スパークプラグとは?適切な交換時期についても解説

更新日:2021年09月2日

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ガソリンを燃焼させるために、着火させるパーツがスパークプラグです。

点火プラグの役割を果たしており、ガソリン車ではエンジンを動かすにはなくてはならないパーツです。
過酷な状況で使用されるスパークプラグは、次第に消耗していきます。
定期的に交換が必要であり、この記事でスパークプラグの役割と交換時期を解説します。

目次

スパークプラグの役割

ガソリン車は、エンジン内部でガソリンと空気の混合気を燃焼させ、燃焼エネルギーによってエンジンを動かし、タイヤを回転させて走行します。
ガソリンを燃焼させるのに使われるのがスパークプラグです。
スパークプラグは点火プラグとも呼ばれており、エンジンのシリンダーに取り付けられています。

 

エンジンは以下のようにして、ガソリンと空気を取り込み動きます。

 

1、混合気の吸入
2、混合気の圧縮と点火
3、燃焼ガスの排気
4、爆発と膨張

 

混合気の圧縮と点火時にスパークプラグは稼働し、電極から火花を発することで、混合気を点火します。
高電圧を放電することにより、スパークプラグは火花を発するのです。
エンジンが何千何万回転するたびに、1回転ごとにスパークプラグは点火し火花を出します。
過酷な状況で使われるパーツであるために、使用していくと消耗し、定期的に新しいスパークプラグに交換する必要があります。

 

ちなみに、ディーゼルエンジンにはスパークプラグは使用されていません。
ディーゼルエンジンに使用する軽油は、自然発火温度が低く、エンジン内部で圧縮するだけで発火するので、スパークプラグが不要です。

スパークプラグを交換しないとエンジントラブルを起こす

スパークプラグは、燃焼を繰り返すシリンダーに使用しているパーツであり、過酷な状況に置かれています。
消耗品であるために、定期的に交換しないとなりません。
交換しないまま使用すると、電極は摩耗していき、エンジンに不具合を起こします。

 

・アイドリングが安定しなくなる
・エンジンの加速パワーがなくなる
・エンジンが異常振動を起こす
・エンジンや周辺パーツを傷める
・イグニッションコイルが壊れる

 

イグニッションコイルは、高電圧を作り出すコイルです。
スパークプラグを交換しないとエンジンを壊すのみならず、イグニッションコイルも壊します。
電極が摩耗すると火花が出にくくなり、電気が行き場を失い、イグニッションコイルに負荷をかけて壊すのです。
燃費性能にも影響を与えるので、スパークプラグを交換しないままだと、ガソリン代が余計にかかります。

 

スパークプラグの種類と交換の目安

スパークプラグは、使用する電極の素材で種類が違います。

 

・一般的なプラグ : 電極にニッケル合金を使用しており、レジスタープラグとも呼ばれる
・白金プラグ : 電極に白金を使用し、耐久性に優れている
・イリジウムプラグ : 電極にイリジウムを使用し、耐久性に優れスパーク性能が高い

 

性能の高いスパークプラグほど、本体価格は高いです。

 

エンジンのシリンダー1つに、スパークプラグは1本または2本使用されています。
シリンダーの数だけスパークプラグが必要なので、例えばV8エンジンならば、最低でも8本必要です。
一般的なスパークプラグは1本1000円程度、白金やイリジウムのスパークプラグは1本2000円程度です。

スパークプラグの交換の目安

スパークプラグは、一般的なタイプと高寿命タイプがあります。
それぞれのプラグの交換の目安は以下の通りです。

 

・一般的なスパークプラグ : 1~2万km走行で交換
・高寿命タイプのスパークプラグ : 10万km走行で交換

 

これは目安であり、車の使用状況や使用するガソリンでも、交換目安が変わります。
白金やイリジウムのスパークプラグでも、2万km程度走行したら交換します。
スパークプラグは消耗品なので、交換目安の半分程度の走行距離で、交換を進める整備工場もあります。

 

スパークプラグを交換できる場所

スパークプラグを交換するならば、以下のような場所で交換してもらえます。

 

・ディーラー
・カー用品店
・整備工場
・自分で交換

 

ディーラーで交換するときは、部品代や工賃は割高です。
カー用品店や整備工場でも交換してもらうことができ、ディーラーよりも工賃は安いです。
また、カー用品店などにスパークプラグは売っているので、購入して自分でも交換はできます。

 

エンジンがシートの下にあるような車や、リアに搭載されている車は、交換時の工賃が高いです。
同じく、ロータリーエンジンや水平対向エンジンも、複雑な作業を必要とするので、交換の工賃が高くなります。

 

スパークプラグは自分でも交換できますが、下手に行うとプラグを取り付けるねじ穴を壊すようなことになり、高い修理費用が発生します。
自分でスパークプラグを交換できない方や、交換に自信がない方は、専門業者で相談しましょう。
専門業者ならば、プラグが劣化しているかどうか確認してくれて、交換が必要となれば、その場で交換してくれます。

 

まとめ

スパークプラグは、使用していくと電極が摩耗するので、やがて交換が必要です。
交換しないまま車を運転していると、エンジントラブルを発生させ、エンジンが止まります。
一定距離を走行したら、新しいスパークプラグに交換しましょう。
自分で交換するのが難しいと感じる方は、専門業者で相談してください。

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