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カーフィルムの剥がし方と注意点を解説

更新日:2022年01月14日

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スモークフィルムやクリアフィルムと、カーフィルムにはいくつか種類があります。

一度貼ったフィルムを取りたいときや、新しいフィルムに貼り替えたいなどと、カーフィルムを剥がしたいときはあるでしょう。

カーフィルムは糊でついているので、下手に剥がすと跡がつきます。

綺麗に剥がす方法と、跡がついて糊がついたときに糊を除去する方法をご紹介します。

目次

カーフィルムの剥がし方

 

カーフィルムは糊でガラスに接着させるので、貼ってから時間が経つほど剥がしにくいです。

剥がす方法は以下のどれかが使えます。

 

・スチーマーを使う

・石けん水を使う

・ドライヤーを使う

スチーマーを使う

家庭用スチーマーを使う方法です。

スチーマーは高くても1万円程度で売っています。

カーフィルムを貼った部分にスチーマーを当てて、スチームで湿らせてください。

湿ってくると糊が溶けていき、カーフィルムを剥がせます。

 

剥がしながらスチームで蒸らすという手順を繰り返し、カーフィルム全体を剥がします。

夏場だと剥がしやすいですが、冬場だと糊を溶かしてもすぐ固まって剥がしにくいかもしれません。

石けん水を使う

石けん水と使うときは、新聞紙などの紙も用意してください。

カーフィルムの上に石けん水を吹きかけ、その上に新聞紙を乗せてフィルムを石けん水で蒸らしてください。

そのまま1時間ぐらい置いてから、カーフィルムを剥がしていきます。

 

フィルムが剥がれないようであれば、さらに蒸らしてください。

新聞紙は乾くので、20分おきぐらいに石けん水を吹きかけると良いです。

ドライヤーを使う

ドライヤーでカーフィルムを熱していき、糊を溶かしながらフィルムを剥がします。

熱で糊が溶けたら、ゆっくりとフィルムを引っ張り剥がしてください。

夏場だと少し熱すれば剥がれますが、冬場は根気よくドライヤーで熱しないと糊が溶けません。

ただし熱しすぎると、ガラスにひびが入ったり割れたりするので注意しましょう。

特に冬場は、熱した後にすぐ冷やすと温度差でガラスが割れます。

 

カーフィルムを剥がすポイントと注意点

 

フィルムを剥がすときは、下に引っ張ると力を入れやすいですが、この剥がし方だと糊が残りやすいです。

カーフィルムは下に引っ張るのではなく、上に持ち上げるようにしながら剥がすと糊が残りにくいです。

剥がすときはフィルムの端を持つのではなく、ガラスに近い部分を持って引っ張ってください。

ある程度剥がしたら邪魔になるので、剥がれたフィルムはその都度カッターやハサミで切り取って取り除いておきましょう。

 

カッターやハサミを使うときは、下手に力を入れるとガラスを傷つけたり手を怪我したりします。

傷を作らないように注意しながら作業してください。

リアガラスは熱線に注意

リアガラスには結露防止や雪を溶かすために、熱線が貼られています。

リアガラスの状態によっては、カーフィルムを剥がすと熱線も剥がれるので注意してください。

カッターやハサミを使うときは、熱線を切らないようにしましょう。

ただし、フィルムを剥がしただけでも熱線が切れることがあります。

 

もしも熱線が数mm切れてしまったら、熱線補助剤で修理できます。

切れた熱線部分に塗って固める補助剤であり、塗った部分が通電するようになるので熱線が復活します。

熱線の大部分がなくなった場合は、リアガラス丸ごと交換した方が良いでしょう。

 

ガラスに残った糊を取り除く方法

 

カーフィルムは綺麗に剥がしても、ガラスに糊が残るときがあります。

そのままにすると見た目が悪く、糊は粘着するのでゴミが付着していきます。

 

フィルムを剥がした後に付着した糊を取り除くならば、ガラスの糊が残った部分に消毒用アルコールを吹きかけます。

マニュキア液や中性洗剤を使用しても構いません。

数分放置して糊に十分に浸透したら、ヘラやタオルで擦って取り除いてください。

糊が柔らかくなっているので、それほど力を入れないでも取れます。

 

ガラスに吹きかけてもアルコールが垂れて糊に染みこまないときは、ティッシュや新聞紙にアルコールを含ませて糊のある部分に押し当ててください。

そのままにすれば糊にアルコールが染みこみ、数分後に拭き取れば糊は取れます。 

 

フロントガラスに糊が残ったときは、カッターやナイフで擦って取るのは止めた方が良いです。

最近の車のフロントガラスはコーティングされているので、鋭利なもので擦るとコーティングが剥がれます。

フロントガラスの糊は、カッターなどは使わずアルコールなどで溶かしながら取っていきます。

不安ならば専門業者に剥がしてもらおう

カーフィルムは、下手に剥がすと糊が残り跡が残ります。

糊や跡が残れば、綺麗にしようと思ってもなかなか取れないときもあります。

カーフィルムを剥がすのに自信がなく不安な方は、専門業者に依頼して剥がしてもらってください。

専門業者ならば綺麗に剥がせるので、糊や跡が残りません。

 

また自分でフィルムを剥がして、糊が残ったときでも綺麗に糊を取り除いてもらえます。

広範囲に残った糊や頑固でなかなか取れない糊でも綺麗に取れます。

フィルム自体がガラスに残り、数センチずつガラス全体の残ったような場合でも対応できます。

 

まとめ

 

一度貼ったカーフィルムは、糊部分を熱や中性洗剤を使って溶かしていくと剥がせます。

どんなカーフィルムでも、貼ってから年月が経つほど剥がしにくいです。

剥がしたときには、窓ガラスに糊が残る場合もあります。

残った糊はアルコールなどを使って柔らかくして取り除いてください。

カーフィルムを綺麗に剥がせないと自信のない方は、専門業者に依頼すると綺麗に剥がしてくれます。

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