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車に塗装剥がれが!修理料金の相場は?自分で補修は可能?

更新日:2022年07月1日

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車の塗装剥がれが起きると見た目が悪く、そのままにしておくと剥がれた部分に水分が染みこみ車体にダメージを与えます。

剥がれていれば修理したいものですが、修理するといくらぐらいかかるのでしょうか?
この記事で、塗装剥がれを修理する方法と費用を見てみましょう。

目次

車の塗装剥がれが起きる原因

車の塗装は以下のような原因によって次第に剥がれてきます。

 

・紫外線
・汚れ
・傷
・水滴

 

車は日光を浴びるので自然と紫外線を浴びていき、塗装面が剥がれていきます。
傷や水滴のような付着物も塗装を剥がす原因です。
鉄粉や鳥のフンは酸性であるために、付着すると塗装を溶かしていきダメージを与えます。
塗装が剥がれるのみならず、放置すればボディにも影響があります。

 

塗装にとっては付着する水滴も良くありません。
雨が降ったときや洗車の後などは車の塗装面に水滴が残ります。
水滴が乾くとシミのようになり塗装を剥がす原因になります。
水滴を放置するとやがて水分が蒸発し水に含まれる汚れのみ残るイオンデポジットができます。
イオンデポジットを放置すると、塗装を凹ませウォータースポットと呼ばれる状態になります。
残った水滴がレンズのような役割を果たし、日光によって塗装を凹ますのです。

塗装剥がれを放置した場合

塗装が剥がれた部分からは、水分や汚れが入っていき周辺の塗装も剥がします。
さらには錆などによって剥がれた部分はダメージを負います。
ボディがダメージを受ければ、修理費用は高額です。
場合によってはパーツ交換や板金が必要なために、塗装剥がれを発見したら早めに修復した方が良いでしょう。

 

塗装剥がれを防ぐには?

塗装が紫外線を浴び、水滴や汚れがつくので自然と劣化して剥がれていきます。
何かで塗料を保護すれば、紫外線、水滴、汚れがつかなくなるので劣化を防げます。

ガレージがあればガレージに駐車すると紫外線や水滴が付着しません。
青空駐車であればボディカバーを掛けると塗装を保護できます。

 

ただしどちらの方法も走れば雨や日光が降り注ぎ、汚れがつきます。

カーコーティングを行うとどんなときも、コーティング被膜が塗装を保護します。
塗装が劣化しにくくなるばかりではなく、汚れがついても落としやすいです。

 

塗装剥がれの修理費用と修理方法

塗装が剥がれたら、剥がれた部分を研磨してから塗装を行います。
塗装が完了したら最後にクリア塗装を行うと完了です。

 

クリア塗装はその下にある塗装面を保護し艶を出す役割があります。

修理するとなれば、まずはメーカー保証期間であるかどうか確かめましょう。
保証期間内であれば無償で修理してもらえます。

自費で修理するとなれば、DIYで直すか業者に依頼するかのどちらかです。

 

・DIY : 5,000円程度
・業者 : 15,000円以上

 

DIYで修理するときは、脱脂剤やコンパウンド、サンドペーパーなどを揃えます。
業者に依頼するとなればDIYより費用は高いですが綺麗に仕上がります。

DIYで修理する方法

塗装剥がれは自分でも修理でき、以下のような道具を用意しましょう。

 

・ぼかし剤
・脱脂剤
・カラー塗料
・クリア塗料
・パテ
・サンドペーパー

 

最初にサンドペーパーで剥がれた部分を磨き平らにします。
徐々に目の細かいサンドペーパーを使い磨きましょう。

 

次に磨いた部分を洗って綺麗にして、脱脂材を使い脂を取り除きます。
塗料を塗る部分に脂や汚れがあると、塗料が十分に密着せず時間と共に剥がれるかもしれません。

汚れや脂を取り除いたら、周辺をテープなどで養生してぼかし剤を塗ってからカラー塗料を塗ります。

 

乾いたら再度カラー塗料を塗っていき、数回分けて塗りましょう。
最後にクリア塗料を塗り、再度ぼかし剤を塗ったら修復完了です。

業者に依頼する場合

業者に依頼すると、研磨、パテ、養生、塗装、研磨、磨きという流れで作業します。

ボディカラーによって流れは少し違いますが、おおよその作業内容は同じです。

 

パテは紫外線パテを使用するので、紫外線を当てると早く乾きます。
塗装はスプレーガンを使用するので、気温に合わせて塗るスピードを調節します。

 

どのパーツを塗装するかで塗り方は変わり、パーツを外して塗る場合もあります。

塗装費用はソリッドカラーよりもパール系やメタリック系などの方が高いです。

失敗のリスクを考えるとプロの業者への依頼がおすすめ

車の塗装は工程が多く、塗装するにしても何度も塗らなければいけません。
重ね塗りはタイミングが重要となっており、下手に行うと元のような仕上がりにはなりません。

 

綺麗に仕上げるには技術と時間が必要な必要です。
自分で塗装して失敗すれば、塗装を剥がして再度塗る必要があるかもしれません。
失敗したときのリスクを考えると、多少お金を賭けてもプロの業者に依頼した方が無難です。

 

まとめ

塗装は劣化して剥がれるときもあります。
紫外線や水滴、汚れによって次第に劣化していき塗装が剥がれます。
剥がれた部分を放置すると錆びていきボディにダメージを与えるので、早めに塗装して修理しましょう。

 

自分でも塗装はできますが、塗装工程は多くDIYだと失敗しやすいので、リスクを考えるとプロの業者に依頼する方が良いでしょう。

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