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車のシートをDIYで修理するコツとは?

更新日:2022年08月24日

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車のシートは乗り降りすると擦れるので傷みやすいです。

汗や皮脂、または食べこぼしが付着するときもあり汚れていきます。
シートや表皮の交換となると多額の費用がかかるために、可能ならばDIYで修理したいものです。
この記事で、シートをDIYで修理する方法やコツをご紹介します。

目次

車のシートの痛みの種類

車のシートは主に以下のような原因で傷みます。

 

・タバコで焼ける
・経年劣化で擦れる
・紫外線を浴びて劣化
・破れる
・切れる

 

シートは経年劣化で素材が傷んでいきますが、乗降時の擦れや発進時の体重移動でもダメージを受けます。
助手席よりも運転席の方が乗り降りが多いために傷みやすいです。

 

直射日光もシートを劣化させる原因であり、紫外線を浴びると次第に傷んでいきます。

ペットを乗車させると爪で引っ掻き、シートが破れる場合があります。
タバコを吸うならば、灰がシートに落ちて穴を開けるかもしれません。
チャイルドシートの脱着でもシートを傷める場合があり、車内の清掃時に誤って傷つけるときもあります。

 

車のシートをDIYで修理する方法

汚れたシートは拭けばある程度綺麗になります。
破れたシートであれば、DIYで修理可能です。
カー用品店などでシート補修のアイテムが売っているので、補修アイテムを使えば十分綺麗に仕上がります。

 

ただし素人が行うと多少修理部分は目立つために、完璧に修理するなら業者に依頼してください。

補修するときのポイントは以下の3つです。

 

1、シートが布製か革製か確認する
2、座る部分や背もたれはしっかり補修する
3、破れた部分に気がついたら早めに修理する

 

シートの素材は革製か布製か見分けて、素材のあった生地を使い修理します。
違う素材で修理すると目立って見た目が汚いです。
体が当たる部分の背もたれなどは、しっかり修理しないと補修後に再度補修する結果となります。

車のシートの補修方法

シートを補修する場合は以下の道具を用意します。

 

・補修生地
・接着剤
・アイロン
・ハサミ

 

シートの素材に合わせて、布生地か革生地のどちらかの補修生地を用意しましょう。
座席の下の目立たない部分から生地をカットして、補修生地として使う方法もあります。
補修生地が熱を加えて貼るのか接着剤で貼るのかによって必要な道具が違います。
熱を加えて貼るタイプはアイロンを、接着剤で貼るタイプは布用の接着剤を用意してください。

補修の流れ

シートを補修するときは、以下の流れで行います。

 

1、補修用生地をカットする
2、破けた部分に貼り付ける
3、接着して固定する

 

シート生地の補修は、衣類を補修するときと流れは似ています。
最初にシートの破けた部分を綺麗にカットし、糸くずなどがない状態にしましょう。

 

次にシートの破けた形と同じぐらいに補修生地をカットします。
カットした後は破けたシート部分に貼り付けます。
先に生地をシートに置いてみて、形や色に違和感がないか確かめると良いです。

 

最後に補修生地に接着剤をつけて貼り付ければ修正完了です。
アイロンで貼り付けるタイプならば、アイロンで熱を加えて圧着します。

 

車のシートは何枚も生地を使っているので、一部分だけ貼ると目立つなら、全体的に貼り付ける方法も使えます。
シートの生地と補修生地の素材を一緒にしないと、修正後は違和感が出るので注意してください。

接着剤と布生地やレザー生地を用意しても修理できますが、車のシートの用の補修キットも販売されています。
ちなみにシートが破けてスポンジが減っていれば、先にスポンジを足してから修理した方が良いです。

 

シートカバーを取り付ける

シートの破けた部分が広ければ、補修せずシートカバーを取り付ける方法もあります。
特に破けた部分が広ければ、シートカバーを使うと手軽です。

 

補修方法は、破けているシートにカバーをかけるだけです。
誰でも手軽に補修でき、好きな色や柄のカバーを使用できます。
自分の車に合うサイズのシートカバーを探してみましょう。

カバーを取り替える場合や、破けた部分を貼り替えるときよりも修理費用が安いです。

 

ただし布のカバーを使うと、レザーシートであれば革本来の質感が失われます。
車種にあったレザーのシートカバーも売っていますが、レザーのシートは価格が高いです。
また上手くカバーをかけないとよれてシワができます。

 

シートカバーが破けたときは、補修用布で補修しても見た目が汚く、カバーを取り付けるにしても安っぽい見た目になります。
多少お金はかかりますが、シートカバーの補修は業者に依頼するのがおすすめです。
綺麗に仕上がりシートの質感も失われないために、特にレザーシートだと依頼するのが良いでしょう。

 

まとめ

シートカバーは経年劣化するのはもちろん、人が乗り降りして擦れるので破けてきます。
もしも破けた部分があるならば、補修用生地を使って覆うと補修できます。
ただし破けた範囲が広いと補修しにくく、自分で直しても見た目が汚くなるかもしれません。
シートの見た目や質感を失わず補修するならば、業者に依頼するのがおすすめです。

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