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車に張ったカッティングシートの剥がす方法と注意点とは

更新日:2022年11月15日

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シールやステッカーなどと、車に貼れるカッティングシート。

人と違う見た目の車にして個性を出すのに使えますが、必要ないとなれば剥がすでしょう。
強力な粘着力であるために、なかなか綺麗に剥がれません。
場合によっては跡がついてしまうことも。
どうすれば綺麗に剥がせるか、この記事で剥がし方やコツをご紹介します。

目次

カッティングシートを剥がすときの注意点

雨風に晒される車の車体に貼るカッティングシートは、粘着力が強いです。
下手に剥がせば跡がついてしまい、跡のついた車は中古車として売ると査定額が下がります。
また剥がそうとカッターのような鋭利なものを使うと、ボディを傷つけるかもしれません。

 

さらに無理に剥がせば、剥がした部分だけ塗装が剥げて周囲のボディカラーと違い目立ちます。

剥がして塗装が取れた部分を修理するとなれば、数万円の費用がかかります。
ボディが傷ついたならば板金が必要かもしれず、その場合も修理費用は数万円です。
複数のカッティングシートを貼って、全ての箇所を剥がした後修理すれば費用は更に高いです。

ボディを傷つけないために、綺麗に剥がすコツをご紹介しましょう。

 

カッティングシートの剥がし方

車に貼り付けたカッティングシートは、以下の3つの方法で剥がせます。

 

・ドライヤーを使う
・スクレイパーを使う
・ステッカー剥がしを使う

ドライヤーで剥がす方法

カッティングシートをドライヤーで温めて剥がします。
温めると糊が柔らかくなっていくために、カッティングシートを綺麗に剥がせます。

 

ただし長年貼っているときや、シートが薄いと上手く剥がれません。
また寒い時期だと温めてもすぐ糊が固まるので剥がすのが難しいです。
ヒートガンがあればドライヤーより高い温度の熱風が出るので剥がしやすいです。

スクレイパーで剥がす方法

スクレイパーはヘラ状になっている道具です。
先端が薄い刃物のように鋭利になっており、カッティングシートと貼った部分の間に滑り込ませて、徐々にシートを取って剥がしていきます。
こそぎ取るような感じです。

ドライヤーのように温める必要はなく、寒い時期でも使えます。

 

ただし下手に剥がそうとすると、ボディやガラスを傷つけます。
スクレイパーを使うときは、カッティングシートの周囲は養生しておくと良いでしょう。

ステッカー剥がしで剥がす

カッティングシートを剥がすと、車のボディに糊が残るときがあります。
そんな場合に便利なのがステッカー剥がしです。
カー用品店やホームセンターに売っているので手軽に利用できます。

 

シートにそのまま塗布して剥がしても構いません。
使うなら車用を使った方が無難であり、家庭用のステッカー剥がしは塗装を傷める恐れがあります。

 

残った糊の跡を綺麗に剥がす方法

カッティングシートは剥がしても、糊が残ってしまう場合があります。
糊の跡が残ったままでは汚いので、工夫すれば綺麗に剥がせます。
以下の方法で剥がせば糊は綺麗に取れるでしょう。

 

・除光液で拭き取る
・コンパウンドで磨く
・ガムテープなどで剥がす

除光液で拭き取る

マニュキアを落とすときに使う除光液は、糊の跡を取り除くのにも使えます。
糊がくっついている部分に除光液をつけて数分放置しましょう。
時間が経つと糊が柔らかくなっているので、ウエスなどで拭き取れば綺麗に落ちます。

 

ただし除光液はそのまま使わず、最初は薄めてから使用しましょう。
原液のまま使うと塗装を傷める恐れがあります。

 

除光液がなければ、アルコールやシンナーでも代用できます。
家庭用の除菌アルコールでも糊は柔らかくなります。

コンパウンドで磨く

コンパウンドは研磨剤であり、カッティングシートの糊の跡を取るのにも使用できます。
タオルを用意してコンパウンドをつけて、糊部分を磨いていきましょう。
上下左右に大きく磨くのではなく、狭い範囲で円を描くように磨くのがコツです。

 

磨く前は水洗いして、埃などの汚れを取ってから行ってください。
一緒にボディの汚れも落ちるかもしれません。

車用のコンパウンドを使用するようにして、仕上げ用を使います。
目の粗いコンパウンドを使うと塗装を傷つけるので気をつけましょう。

ガムテープで剥がす

糊が付着した部分にガムテープを押しつけ、ぺたぺたと剥がしていく方法です。
ガムテープの接着面に糊をくっつけて、そのまま剥がすのです。
紙のガムテープよりも、布のガムテープの方が粘着力が強く剥がしやすいです。

 

ガムテープがなければ、セロテープなど他のテープでも代用できます。
なかなか剥がれないときは、ガムテープを押し当ててゆっくりと剥がしていくと糊が取れます。

 

まとめ

車には燃費達成のシールや自分で選んだカッティングシートを貼っている場合もあります。
必要なければ剥がしますが、なかなか上手くは剥がれません。
スクレイパーやシール剥がしを使うと上手く剥がれるでしょう。
残った糊の跡も除光液やガムテープを使って取り除けます。
専門業者でもシートを剥がしてくれるので、自分で上手く剥がせそうにないときは依頼してください。

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