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エンジンフラッシングとは?メリット・デメリットを紹介

更新日:2023年10月27日

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車の重要なパーツと言えばエンジンですが、エンジンは使用していけば汚れてきます。
汚れてエンジンのパワーや燃費が悪くなったときに、行うと良いとされるのがエンジンフラッシングです。

 

ただエンジンフラッシングにはメリットの他にデメリットも発生するので、行うかどうかはよく考えてからの方が良いでしょう。
この記事でエンジンフラッシングのメリットとデメリットを解説します。

目次

エンジンフラッシングとは?

エンジンフラッシングは、エンジン内部の洗浄です。
具体的に言えばエンジン内部のオイルの通り道であるオイルラインを洗浄します。
エンジンは使用していけば少しずつ汚れが溜まっていき、オイルが汚れてきます。
オイルラインに汚れが溜まれば、エンジントラブルが発生するかもしれません。

 

エンジン内部は稼働したときの摩擦による金属粉が発生し、また古くなり劣化したオイルがオイルラインに付着します。
オイルにもエンジンの汚れが入っていきますが、それでもオイルラインは自然と汚れます。

 

また細かい汚れはオイルフィルターだけでは取れません。
オイルフィルターが汚れていけば洗浄能力が低下し、金属粉もオイルラインに溜まっていきます。
オイルフィルターの洗浄能力低下も、オイルラインが汚れる原因です。

エンジン性能低下は汚れも原因

エンジン内部に汚れが溜まれば、ひどい汚れでなければエンジンは壊れませんが、以下のようなことが起こります。

 

1、燃費が低下する
2、パワーがなくなる
3、アイドリングが不安定になる

4、エンジンがかかりにくくなる

 

これらの症状が発生すれば、エンジンフラッシングをしたほうがいいかもしれません。
ディーラーやカー用品店でメンテナンスを受けたときに、エンジンフラッシングをすすめられることもあります。

 

エンジンフラッシングのメリットとデメリット

エンジンフラッシングは必ずしも行った方が良いわけではなく、車の状態に合わせて実施するかどうか考えないといけません。
メリットとデメリットは、そのままエンジンの性能回復または故障に繋がります。

メリット

エンジンフラッシングでは以下のような改善を行えます。

 

・エンジン性能を取り戻す
・エンジン周辺の不調や故障を避けられる
・エンジン内部がきれいになって走りが快適になる

 

メンテナンスを定期的に行っている車で、エンジン性能低下を感じたら実施すると性能改善を実感できます。
年式の古い車や走行距離の多い車、渋滞の中を走ることの多い車などにエンジンフラッシングはおすすめです。

デメリット

エンジンフラッシングをすると、エンジンが故障する車もあります。
特にオイルを長い間交換していないような車だと、故障は発生しやすいです。
以下のような理由で故障します。

 

・溜まりすぎたエンジン内部の汚れが、ストレーナやオイルラインに詰まる
・詰まった汚れでオイルがオイルライン内を通れなくなる

 

エンジン内部で溜まりすぎた汚れは、エンジンフラッシングで浮き出していき、エンジン内部に溜まり故障を発生させます。
何万km走行してもオイルを交換しない車や、走行距離が長いのに数回しかオイルを交換していない車ではエンジンフラッシングで故障が発生しやすいです。

 

またエンジン内部のシーリングパッキンの隙間にも汚れが溜まっていれば、エンジン内部の汚れを落とします。
汚れがなくなり隙間ができるので、エンジンオイルが滲み出てくるかもしれません。

 

エンジンフラッシングの種類

エンジンフラッシングがオイル交換のときに行えば良いです。
フラッシングオイルを使えば自分でも行えますが、カー用品店や整備工場で行うときは以下の3種類から選べます。

機械式洗浄

専用の機械をエンジンに繋いで、洗浄剤を入れてエンジン内部に循環させる方法です。
洗浄後は洗浄剤を抜き取って、新しいオイルフィルターに交換して新品のエンジンオイルを入れます。
もっともエンジン内部の洗浄力が高いです。
メンテナンスのときや、オイル交換時期が少し空いたときにも良いでしょう。

エンジン内部洗浄剤添加

エンジン内部洗浄効果のあるエンジン添加剤をオイルに加えます。
洗浄剤を抜き取る必要はなく、車を走らせれば洗浄剤がオイルラインの汚れを取ってきます。
少しずつ汚れを取るので、オイル交換をあまりしていない車でも行える方法です。

 

またシールの隙間の汚れが原因でオイルが染み出している車でも、洗浄剤成分が隙間を埋めてオイルの染み出しを改善します。
オイルフィルターの交換は必要ありません。

簡易フラッシング

洗浄能力の高いフラッシングオイルを使った方法です。
古いエンジンオイルを抜き取り、フラッシングオイルを入れて数分間アイドリングします。
フラッシングオイルが汚れを落とした後に、フラッシングオイルを抜き取り新しいエンジンオイルを入れます。
エンジンフラッシングの中で安価に行える方法です。

 

まとめ

エンジンフラッシングはエンジン内部の汚れを取る方法です。
オイルラインに汚れがたまり、エンジン性能が低下してきたら行うと良いでしょう。
目安としてはオイル交換するときに一緒に行います。

 

ただオイルを長い期間交換していない車は故障の原因になるかもしれないので、車の状況に合わせて行うかどうか決めてください。

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