更新日：2019年07月31日

中古車を購入した場合、コーティングを勧められることがあります。ここで大事なことは、コーティングが必要なのかどうかです。中古車にコーティングするメリットがあるかどうかを知っておけば、判断もしやすくなるでしょう。中古車とコーティングの関係について考えてみます。

中古車でもコーティングは必要？

結論から言うと、中古車であってもコーティングは必要で、できれば行っておいた方が良いということです。

車のコーティングというのは、コーティング剤を塗布することで車のボディやガラスに特殊な被膜を形成し、汚れや傷から守る目的があります。これから車に乗っていれば、さまざまな汚れが付着しますし、傷が付くこともあります。それを考えると中古車であってもコーティングはしておいた方が良いのは間違いありません。

すぐに新車を購入する予定があり、それまでの短期間だけ乗れれば良いといった状況であれば話は別ですが、ある程度の期間乗るならやはりコーティングはしておきたいところです。中古車の場合はすでに傷が付いていて、見た目が悪いことも多いですが、新しい傷を増やさない、汚れを防止するという意味でコーティングする意味はあります。

基本的にどんな車であってもコーティングはしておいた方が良いと考えておきましょう。となれば購入時にコーティングしてもらうのも悪い選択ではありません。

中古車のコーティングはDIYでも可能

中古車販売店でコーティングしてくれることもあるのですが、その際には当然ですが料金を支払う必要があります。そこでDIYでのコーティング、つまり自分でコーティングすることも考えてみましょう。

カー用品店などに行くと、さまざまなコーティング剤が販売されています。こうしたコーティング剤を使えば、自分でコーティングを施すことも可能です。自分でコーティングを施す場合の流れとしては、まず洗車を行います。水洗いをして汚れをざっと落とし、その後にカーシャンプーを使って綺麗に細かな汚れまでしっかりと落とします。

カーシャンプーを水で落としたら、最後にコーティング剤を塗布して乾燥させましょう。これで自分でも中古車をコーティングできます。必要な道具を購入するのにお金がかかりますが、コーティングを依頼するよりは安上がりなことがほとんどです。

問題としては自分で作業する手間がかかることでしょう。忙しい方だと時間が取れない可能性がありますし、慣れていない方だと上手く塗布できるのかという問題も出てきます。

ただ、コーティングは「必ず中古車販売店で施工してもらわなければならない」というわけではないので、DIYも選択肢の1つとして入れておきましょう。

中古車をコーティングする相場をチェックする

中古車販売店でコーティングをお願いする場合、料金がかかりますがその金額が安いかどうかもチェックしておきましょう。もし安いのであれば、手間を省くために自分でやらずお店に任せてしまうのも検討すべきです。

安いかどうかを判断するためには、まず相場を把握しておく必要があります。一般的にコーティングする場合はどのくらいのお金がかかるのかを知っておけば、提示された金額が安いかどうかも判断できるようになります。

中古車販売店だけでなく、車のコーティングをしてくれるお店はたくさんあります。中にはコーティングを専門に行っている業者などもあり、料金はお店ごとにそれぞれ違います。事前にいろいろなお店の料金を調べておくことで、相場も見えてくるでしょう。

あとはこのくらいの料金なら出しても良いという基準を作っておき、その基準よりも安いかどうかを比較するだけです。安く済むのであれば、無理してDIYすることもありません。

また、中古車販売店に任せるのではなく、プロの業者に任せることも検討しましょう。コーティングを専門にしている業者の方が、作業の質が高くより良い状態にしてくれます。やはり相場を調べておき、安い業者を探せばお得に車をコーティングできます。

中古車であってもしっかりコーティングしておけば、汚れが付着しにくくなり、傷にも強くなるので綺麗な状態を維持できます。これ以上汚れや傷を増やさないためにも、プロに作業してもらって愛車を保護することが大切です。

まとめ

中古車を購入すると、コーティングを施すか聞かれることがあります。車にとってコーティングはとても重要なので、基本的にはコーティングしてもらった方が良いでしょう。

ただし、DIYでコーティングする方法もありますし、別な業者にお願いして施工してもらう方法もあります。コーティングにかかる費用の相場を調べておき、安く済ませることもポイントです。

いずれにしてもコーティングはしておいた方が良いので、どんな方法でコーティングを施すかを考えましょう。費用も安く抑えられれば、経済的な負担を最小限にしつつ愛車を保護できて便利です。あとはいかに費用を抑えるかが肝心です。