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車のコーティングの硬度とは?車を守るためにはどんなコーディングが良い?

更新日:2020年02月27日

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車にコーティングを施すなら、カー用品店などでコーティング剤を買って使うか、またはプロの業者にコーティングしてもらうかのどちらかです。

 

どのコーティングが良いか、選ぶときに参考になる数値の1つが硬度です。
硬度とはコーティング被膜の硬さを示す数値であり、数値が高いほど硬く衝撃に強いです。

 

今回はコーディングの硬度について、解説していきたいと思います。

硬度には2種類ある

硬度とは、物体の硬さを示す数値です。物体の表面がダメージを受けたときの変形のしにくさや、傷つきにくさを現しています。

 

硬さを示す硬度にはいくつも種類がありますが、コーティング剤に使われる硬度は、2つの種類があり、それぞれで硬さの基準が違います。

 

数値が高くても、それほど被膜は硬くなく、コーティングの効果を実感しにくいということもあるので、覚えておきましょう。

モース硬度

鉱物の硬さを示すのが、モース硬度です。

 

ダイヤモンドやサファイヤなどの鉱物に対して、1~10の数値で硬度を示します。硬度1が滑石であり、硬度9がサファイヤ、硬度10がダイヤモンドです。鉱石の中では、ダイヤモンドが一番硬いことで有名なので、モース硬度は聞いたことがあるかもしれません。

 

セラミックは硬度7~9ぐらい、サファイヤを用いたサファイヤガラスは硬度9です。

鉛筆硬度

鉛筆硬度は、その名の通り鉛筆の芯部分の硬度です。
鉛筆の芯の表面の硬さを示す硬度であり、JIS規格として国内で数値の基準が統一されています。
6B~2B・B・HB・F・H~9Hまであります。
鉛筆硬度では6Bが一番柔らかく、9Hが一番硬いです。

コーティングの硬度表記は2種類の硬度が混在する

ガラスコーティング剤では、今までメーカーはモース硬度を使用してきました。
しかし最近は、鉛筆硬度で表示するメーカーもあり、2つの種類の硬度が混在しています。
コーティングに使う鉛筆硬度はH~9Hまでなので、硬度表記にHが入っていれば鉛筆硬度、数字のみであればモース硬度です。

 

国内で使うコーティングには、メーカーによっては13Hなどと表記している場合もありますが、これは海外の鉛筆硬度の数値です。ちなみに、鉛筆硬度の9Hはモース硬度に換算すると4~5ぐらいです。

 

鉛筆の芯は粘土と黒鉛を混ぜて焼き固めたものなので、鉛筆硬度9Hでもモース硬度に直すと、それほど硬くはないのです。
ただし、鉛筆硬度9Hぐらいのコーティングであれば、爪などでひっかいても車に傷はつきません。

 

コーティングの硬度と傷の関係

車にコーティングする場合、コーティング剤の硬度が高いほど良いとは言えません。硬度が高くても、絶対に車に傷がつかないという保証はないのです。

 

またコーティングについては、塗るときの下地も重要であり、塗る前に下地処理も行います。
たとえば、マニュキアであれば、硬い爪の上に塗ると密着しますが、皮膚の上に塗ると剥がれてしまいます。柔らかい下地にコーティングすると、密着せずに、コーティングの効果が十分に発揮できないのです。

硬度が高いほどクラックが発生しやすい

ガラスコーティングは、被膜が硬いほど脆くなって、クラックという微細なヒビが発生しやすいです。
クラックが多くなれば、クスミや濁りの原因となり、コーティングが剥がれ落ちることもあります。
9Hの硬度のコーティングでクラックが発生するなら、6H~8Hぐらいの硬度のコーティングを使い、皮膜に粘り気を持たせます。

コーティング被膜を薄くすると車に傷がつきやすい

硬度の高いコーティングは、皮膜の厚みを増すほどクラックが発生します。それならばと薄くコーティングを施すと、今度はダメージで車が傷つきやすくなります。

 

皮膜が薄いと摩擦によってコーティングが剥がれる危険もあります。コーティング皮膜は厚すぎず薄すぎずが良く、少し柔らかめにすると、粘りがでてクラックが発生にくいです。

 

ある程度皮膜に厚みを持たせて、硬度も高めにするなら、硬度6H~8Hぐらいのコーティング剤を使うのが良いでしょう。
コーティングするときは、3~4μm程度の厚さがちょうど良いとされます。

 

プロの業者にコーティングしてもらうメリット

自分でも車にコーティングを施すことができますが、プロの業者に施工依頼するのがおすすめです。
業者なら、丁寧に下地処理をしてからコーティングを行い、車の塗装に合ったコーティング剤を使ってくれます。

業者は専用道具で丁寧にコーティングする

業者にコーティングを依頼するなら、ポリマーコーティングやガラスコーティングを選べます。
鉛筆硬度6H~9Hぐらいの硬さのコーティングで、車をきれいに仕上げてくれます。

 

依頼する業者を選ぶなら、コーティング専門店がベスト。プロの職人がいるので、丁寧に車をコーティングしてくれます。施工には専用の道具を使うので、ムラなく車をコーティングしてくれます。

 

カーコーティングに興味のある方は、一度コーティング専門店に相談してみましょう。

 

まとめ

コーティング剤には、モース硬度か鉛筆硬度で硬さが表示されています。傷のつきにくさを現す数値なので、コーティング剤を選ぶときの1つの基準になるでしょう。硬度は硬いほど良いわけではなく、少し粘り気も持たせた方がクラックが発生しにくいです。

 

コーディングをする場合、下地処理をして、コーティングしてよく乾燥させる必要があります。

下処理や乾燥には時間や手間がかかるため、きれいにカーコーティングを施したい場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。

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