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タイヤのスリップサインとは?見方や原因を解説

更新日:2021年09月16日

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タイヤはゴムでできており、使用していくとすり減るので、いつかは交換が必要です。

交換しないままタイヤを使えば、タイヤの性能が落ちていき、事故を起こす危険が増します。
いつタイヤを交換すればいいか、その目安が必要であり、タイヤの交換時期を知らせてくれるのがスリップサインです。
この記事で、スリップサインの見方や、スリップサインができる原因を解説します。

目次

スリップサインとは?

タイヤは、車を走らせるのに不可欠なパーツです。
車を走らせていけば、タイヤは少しずつ摩耗してすり減り、溝が減っていきます。
すり減ったタイヤはバーストするかもしれず、溝がなくなればスリップする危険もあります。
溝が減ってタイヤの交換時期であることを知らせるのが、スリップサインです。

タイヤの摩耗が原因でスリップサインが現れる

スリップサインは、タイヤの寿命を明確にする目的で設置されています。
車を走らせるとタイヤが摩耗してすり減り、溝の深さが1.6mmになるとスリップサインが現れます。

タイヤの溝の中にある盛り上がった部分がスリップサインであり、タイヤには4~9箇所設定されています。
スリップサインが見えたら、タイヤが相当すり減っている証拠なので、新しいタイヤに交換した方が良いです。

 

ちなみにタイヤは、駆動方式や車の重心によって、偏ってすり減っていきます。
偏ってすり減ると編摩耗と呼ばれる状態になり、振動が発生し安全な走行に影響を及ぼします。
編摩耗を起こさないためは、前後左右などと定期的にタイヤを交換して、全てのタイヤが均一にすり減るようにします。

スリップサインの見方

タイヤの側面には△のマークがついており、△マークの延長上にスリップサインがあります。
△マークのある溝の中の、盛り上がった部分を探してみましょう。
その盛り上がった部分がスリップサインです。

スリップサインは溝の中にあるので、新品タイヤだと探しても見つけにくいでしょう。
新品タイヤの溝の深さは8mm程度です。
車を走らせて溝の深さが1.6mm以下になるとスリップサインが現れ、トレッド面と高さが同じになります。
ほとんど溝のない状態なので、タイヤの性能は低下しており、スリップや事故を起こす危険があります。
スリップサインが現れれば、タイヤの寿命が来ており、タイヤの交換時期です。

 

ちなみに、ノーマルタイヤよりもスタッドレスタイヤの方がすり減りやすく、早くスリップサインが現れます。
スタッドレスタイヤは溝の深さが残り50%以下になると性能が落ちているので、スリップサインが見えれば寿命がきており、早めの交換が必要です。

 

スリップサインが現れたタイヤにあるリスク

スリップサインの現れたタイヤは性能が低下しており、タイヤの限界に近い状態です。
1つのタイヤにはスリップサインがいくつかありますが、1つでも現れれば、タイヤの性能が低下しています。
スリップサインが現れた状態で車を走らせると、さまざまリスクを与えます。

スリップしやすい

タイヤの溝は、タイヤと路面の間の水を排出する役割があり、濡れた路面でのスリップを防ぎます。
溝の浅いタイヤは水の排出力が低く、タイヤのグリップ力を低下させるのでスリップしやすいです。
車の走行スピードが上がれば、ハイドロブレーニング現象が発生し、ハンドル操作が利かずブレーキが効かなくなります。
大事故に繋がる可能性があり、スリップサインの出ているタイヤを使って走るのは危険です。

 

タイヤの排出能力は、溝の深さが4mm以下になると低下します。
スリップサインが出ていなくとも、溝が浅くなったタイヤは事故を起こす可能性が高いのです。

交通違反になる

スリップサインが出たタイヤを使って走行すると、道路運送車両法違反となります。

 

・普通車 : 減点2点、罰金9,000円
・大型車 : 減点2点、罰金12,000円

 

違反が見つかれば、減点と罰金が科せられます。
溝の深さが1.6mm以下のなるとスリップサインが現れ、タイヤの寿命を知らせます。

 

ただし、スリップサインは一般道を走るときの寿命の目安です。
高速道路を走るとタイヤの摩擦抵抗が大きく、以下の溝の深さ以上のタイヤを使わないとなりません。

 

・乗用車 : 1.6mm
・小型トラック : 2.4mm
・大型トラックやバス : 3.2mm

車検に通らない

スリップサインの出ているタイヤは、整備不良と見なされるので、車検に通りません。
タイヤの中で1箇所でもスリップサインがある状態だと、整備不良となり車検では不合格です。
車検に通すならば、タイヤのどの場所でも溝の深さが1.6mm以上ないとなりません。
もしも車検が近いならば、タイヤの溝の状態も確認しておきましょう。

 

タイヤの溝の深さを測るなら、スリップサインを見るほかに、タイヤ溝ゲージを使っても測れます。
タイヤ溝ゲージを使えば、より正確に溝の深さを計測できます。

 

車を安全に運転するためにも、日頃からタイヤはチェックして、スリップサインが出ていないか確認しましょう。
またチェックすれば、足回りの汚れに気がつくかもしれません。

足回りは、ピッチタールや油汚れなど頑固な汚れが付着して、洗っても綺麗にしにくいです。
ホイールコーティングを行うと、汚れがつきにくくなり、汚れを洗い落としやすいです。
プロの業者にホイールコーティングをしてもらうと、足回りを綺麗な状態に保てるのでおすすめです。

 

まとめ

タイヤは使用するとすり減るので、寿命を知らせるためにスリップサインが設置されています。
スリップサインが現れれば、タイヤを交換する時期です。
普段からタイヤをチェックして、交換時期かどうか確認しましょう。

 

足回りをチェックして汚れが目立つようならば、プロの業者にホイールコーティングしてもらうと、汚れがつきにくくなります。

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