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車のエアコンから酸っぱい臭いがする時の対処法とは

更新日:2021年12月23日

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カーエアコンを使ったら、酸っぱい臭いがして不快な思いをした経験はないでしょうか?
車の中は密閉された空間なので、余計に臭いが気になります。
窓を開けて空気を入れ換えても、エアコンの送風口から酸っぱい臭いは出てくるので、原因を取り除かないと臭いが消えません。
この記事で、エアコンの臭いの原因と対処方法をご紹介します。

目次

車のエアコンの酸っぱい臭いの原因

車のエアコンの酸っぱい臭いの原因は、エバポレーターに発生するカビや雑菌です。
エバポレーターは日本語で熱交換機と言います。
カーエアコンで車内を冷やすと、エバポレーターは冷えた状態になり、外気との温度差で結露が発生します。
結露が酷くなり湿った状態が続くと、カビや雑菌が発生し、エアコンの空気はカビや雑菌の悪臭を取り込み、酸っぱい臭いとして送風口から排出されるのです。

エバポレーターとカビや雑菌の関係

エアコンの仕組みは以下の通りです。

 

1、ファンでエアコン内に空気を取り込む
2、冷えたエバポレーター内部を空気が通過する
3、空気が冷やされる
4、冷えた空気がエアコン送風口から出てくる

 

エアコンの冷房は気温が高い時期に使うので、温度の高い外気と温度の低いエバポレーターの温度差により、結露が発生します。
結露はなかなか乾かないので、エバポレーターにカビや雑菌が発生し悪臭の原因となります。

 

ちなみにエバポレーターは冷たくなりますが、温かくはなりません。
カーエアコンの暖房を使う時は、エバポレーターで冷えた空気をヒーターで暖めて、送風口から温風を出します。
寒い時期に使う暖房は、外気が冷たいので、エバポレーターとの温度差が少なく、結露になりにくく、カビや雑記が発生しにくいです。
ただし冷房でも暖房でも、エアコン内部に汚れが溜まると送風された空気が臭い時もあります。

 

車のエアコンの酸っぱい臭いの対処方法

エアコンの酸っぱい臭いは、カビや雑菌が原因なので、原因を取り除けば臭いが消えます。
対象方法としては、手軽に行える方法から少し手間のかかる方法まであります。

暖房でエアコン内部を乾かす

エバポレーターに発生したカビや雑菌が臭いの元となっているので、乾かせばカビや雑菌の繁殖を抑えて臭いを少なくできます。
暖房でエアコン内部を乾かせば、カビや雑菌が発生しにくくなります。

 

エアコンの温度と風量を最大にして、10分間暖房で稼働させてください。
時間はない時は数分でも構いません。
最後に窓を開けて換気すれば完了です。
簡単にできるエアコンの臭い対策であり、エアコンの臭いが気になった時にすぐに行えます。

消臭スプレーを使う

送風口付近で酸っぱい臭いがする時は、エアコン用の消臭スプレーで臭いを消せます。
エアコンを内部循環で使用し、送風口に消臭スプレーを吹きかけてください。
その後窓を開けて、エアコンを送風にして5分か10分車内を換気します。

 

消臭スプレーは無香料タイプから、タバコ用や銀イオン配合タイプ、香りつきタイプなどあります。
好みに応じて選ぶと良いでしょう。
ただし香りつきタイプは、使いすぎると香料が強くなり、逆に臭くなります。

 

車用の芳香剤を使う方法もありますが、送風口からの悪臭は消えないので、根本の対処法ではありません。

エアコンのフィルターを掃除する

エアコンのフィルターが汚れて、カビや雑菌がついて悪臭を発生している時もあります。
フィルターの交換の目安は1年です。
長い間フィルターを交換しないと埃が溜まり、悪臭を放ちます。
フィルターを交換しても、酸っぱい臭いが解消できるケースもあります。

 

ダッシュボードの裏側にフィルターを取り付けている車が多いです。
フィルターを交換するならば、まずはグローブボックスを取り出し、フィルターカバーを取り外し、エアコンフィルターを外します。
取り出したフィルターを水洗いして綺麗にします。
または、中性洗剤を溶かした水の中に30~60分ほど浸して洗っても構いません。
汚れが酷いならば、新しいフィルターと交換しても良いでしょう。

 

洗った後に良く乾かしてから、元の位置にフィルターを戻します。
新しいフィルターと交換するならば、フィルターの向きを間違えないようにしてください。
UPやTOPと表示のある方が、表側であり見えるようにして取り付けます。

エバポレーターを掃除する

エバポレーターは、アルミ製の熱交換機です。
結露によってカビや雑菌が繁殖するので、掃除して綺麗にすれば、エアコンの酸っぱい臭いがなくなります。
エバポレーター専用のクリーナーがあるので、それを使って洗うと良いでしょう。

 

クリーナーを使用するのには少し手間がかかります。
グローブボックを取り出し、エバポレーターの周辺をビニールなどで養生してから、エバポレーターの上のブロアファンにクリーナーを吹きかけます。
汚れた洗浄液は、車の下から流れ落ちてきます。
製品には説明書があるので、クリーナーの説明書を見て作業してください。

 

エバポレーターの洗浄は年に2回行うと良いです。
春と夏のエアコンを使う頻度の少ない時期に行うと良いでしょう。
自分で洗うとなれば、クリーナーを用意しないとならず、作業では手間がかかり大変です。
エバポレーターを洗浄するのが難しいと感じるならば、プロの業者にクリーニングを依頼してください。
業者によっては、エバポレーターを取り外して徹底的に洗ってくれます。

 

まとめ

エアコンは使用すれば汚れていき、カビや雑菌によって酸っぱい臭いがします。
悪臭がするなら、暖房やクリーナーを使ったり、フィルターやエバポレーターを洗ったりしてください。
フィルターやエバポレーターを掃除して綺麗にすると、悪臭の原因がなくなるので、エアコンの酸っぱい臭いもなくなります。
自分でエバポレーターを掃除するのが大変ならば、プロの業者に洗浄を依頼してください。

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