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車のフレーム修理はどんな時に必要?費用の相場は?

更新日:2022年08月10日

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車の中でも土台となるパーツがフレームです。
スピードを出し過ぎた時や事故などで車に強い衝撃を与えればフレームが歪みます。
土台となる頑丈なパーツですが、フレームが歪めば修理が必要です。
この記事で、フレーム修理はどんな時に必要でいくら費用がかかるのかみてみましょう。

目次

車のフレームとは?

車の骨組みとなるのがフレームであり、大きく分けるとラダーフレームとモノコックフレームの2つです。

フレームによってボディを支えています。

 

ラダーフレームははしごを横にしたような形であり、フレームに足回りやエンジンなどを取り付けます。
フレームの上にボディを取り付ける形になっており、フレームが独立しているので頑丈です。

 

頑丈なフレームであるために、トラックや四輪車など車体が重い車に使われます。
ボディにダメージを受けたとしても、フレームは損傷を受けにくいです。
ただしフレームの重量は重くなり、事故を起こすと衝撃が搭乗者に伝わりやすいです。

 

モノコックフレームは、フレームとボディが一体化した形です。
一体構造であるためにフレームは軽く、部品点数が少なくなり軽量化を図れます。

 

普通自動車で一般的に使われるフレームです。
衝撃は車全体で受けるので、事故を起こすとフレームが歪みやすいです。
車の見た目が変わらない衝撃を受けても、見えない部分が歪んでいるかもしれません。

フレームが歪むと正常に走れなくなる

フレームは車を支える土台となるために、歪めば自動車の様々な場所に影響を与えます。

 

・タイヤの接地面が偏って編摩耗を起こす
・ドアの立て付けが悪くなる
・パネルに隙間ができる
・雨漏りする
・まっすぐ走らない

 

フレームが歪めば上記の全てが必ず発生するわけではありませんが、何かしら車体に不具合は出ます。
正常に走行できなくなるために修理が必要です。
車に衝撃が加わり、車体が歪んでいれば修理が必要とみて間違いないでしょう。

フレーム異常を知らせる状態

車の見た目は変わらなくとも、以下のような症状が出ていればフレームが歪んでいる可能性が高いです。

 

・ハンドルを切らなくても曲がって走る
・タイヤの摩耗量が急に多くなる
・凹凸のある道を走ると不安定になる

 

フレームの歪みは乗り心地にも影響を与えます。
車の乗り心地が悪く、以前よりも振動が大きければフレームが歪んでいる可能性があります。

 

フレームの修理方法と費用

フレームが歪むんで修理する場合は、最初にフレームが歪んでいるか確かめます。
どれぐらい歪んでいるのか、素人で判断するのは難しいです。
修理となるとボディの寸法図を用意して修理計画を立てます。

 

頑丈なパーツであるフレームの歪みを修理するには、強い力をかけて歪み矯正しないといけません。
そのために、専用の機械を用いて行い素人がDIYで修理するのは無理です。

フレーム修正機で修理

フレームの修理となれば、整備工場など専用の工場で修理します。
まずはメーカーから寸法図を取り寄せ、どれぐらい車のフレームが歪んだか確認します。
その後フレーム修正機に車をセットします。
フレーム修正機は油圧で動く修正機です。
修正機に車を固定し、歪んだ部分を引いたり押したりすることにより、フレームを動かし矯正し修理します。
修正が完了したら、最後に再度車を計測し寸法通りに修正できたか確認です。
フレーム修正は寸法計測から始まり、寸法計測で終わるのです。

フレームの修理費用

修理費用がいくらになるかは、フレームの歪み具合で変わります。
歪みが少ない場合は10万円程度で済みますが、歪みが大きければ100万円以上の費用です。
板金塗装やパンパーとフェンダーの交換などと、作業はフレーム以外も行うので、多額の修理費用が発生します。

 

もしも自走できない程のフレームの歪みであれば、100万円以上の修理費用がかかるでしょう。
多額の修理費用が発生するとなれば、買い替えた方が安いかもしれません。
フレームが歪んだ時は、まずは整備工場で相談しいくらかかるか見積もりをもらうと良いでしょう。

 

フレーム修理した時の車への影響

フレーム修理した車は事故車扱いです。
事故車とは骨格部分を交換または修理した車であり、車売却時に査定するならば修理歴ありとして査定額に響きます。
買取後は販売店で事故車としての表示義務があるために、通常の中古車よりも販売額を下げざるを得ません。
販売する時の価格が安くなるために、フレーム修理歴のある車の査定額は低いです。

 

フレームは車の土台となっているために、修理したとしても自動車に不具合が発生する可能性があります。
車の修理費用と売却額を比べて、どちらの選択肢が良いのか考えてみましょう。

 

まとめ

フレームは車を支える土台です。
土台であるために頑丈に造られていますが、強い衝撃を受けると歪みます。
歪みが小さくても走行や乗り心地に影響を与え、大きな歪みであれば自走できなくなります。
フレームが歪んだ時は自分での修理はできないので、整備工場で修理してもらいましょう。

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