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寒い冬になると車のバッテリー上がりが増える理由と対策

更新日:2023年12月4日

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冬の気温の低い日になると、車のエンジンがかからなくなることがあります。

バッテリーが上がってセルモーターが動かなくなるので、エンジンがかかりません。
日本では毎年冬がやってくるので、寒い日のバッテリー上がり対策はどうにかしたいと思う方もいるでしょう。
この記事で、冬になると車のバッテリーが上がる原因と対策をご紹介します。

目次

寒い日に車のバッテリーが上がる原因

冬の寒い日にバッテリーが上がる原因は、気温が関係しています。
主な原因は以下の通りです。

 

・バッテリー容量が下がる
・バッテリー充電効率が下がる

 

バッテリーは極板である鉛の板と、電解液であるバッテリー液で構成されます。
これらが触れて化学反応を起こすと電気が生まれますが、温度による化学反応がバッテリー容量を左右します。

 

例えば電解液の温度が25度だとバッテリー容量は100%ですが、10度程度だと80%ぐらいしかありません。

鈍くなったバッテリーの化学反応は、充電効率も下げます。
電解液温度が低いと化学反応が鈍くなり、電気を取り出しにくくなるので充電されにくいです。

 

気温が低下すると、エンジンオイルの粘りが強くなり粘土が上がるので、エンジン始動でセルモーターのパワーを余計に使います。
夏と冬ではエンジン始動でモーターが使う電気量は1.5倍違います。
さらに冬にはエアコンやヒーターも使うので、余計にバッテリーの電気を消費してバッテリー上がりが起こりやすいです。

バッテリーを上がりやすくする状況

車のバッテリーは寒い日に上がりやすいですが、以下のような状況でもバッテリー上がりを引き起こすこともあります。

 

・ライトをつけっぱなしにする
・3週間以上運転しない
・エアコンやドライブレコーダーを過度に使用する
・バッテリー端子とコードの接触不良
・バッテリーの寿命

 

車はエンジンを切っても、コンピューターやカーナビのバックアップとして常に電気が使われます。
もちろん使用するのはバッテリーの電気です。
エンジンをかけて運転すればオルタネーターが発電してバッテリーを充電しますが、運転しないとバッテリーの電源が減るばかりです。
3週間車に乗らないときでも、バッテリー上がりを起こすこともあります。

 

冬にバッテリー上がりを防ぐポイント

昔の車だと暖機運転を行うと、エンジンが温まって本来の性能が発揮できます。
しかし最近の車では暖機運転は不要です。
それはエンジンの制御技術が上がったために、暖機運転せずとも本来の性能が出ます。

 

冬の寒い時期にバッテリー上がりを起こさないためには、以下の点を抑えます。

 

・1週間や2週間に1回は1時間以上運転する
・容量の多いバッテリーを使う
・定期的に充電する

 

アイドリングしていてもバッテリーは充電されますが、充電量が少ないです。
十分に充電するには車を走らせないといけないので、最低でも1~2週間に1回は1時間以上運転します。

 

長い期間乗らず運転できないならば、バッテリーのマイナス端子を外すと電気を使わずバッテリーが上がらないです。

バッテリーの寿命は2~3年であるために、ある程度使ったらバッテリーを交換します。

 

容量の多いバッテリーを使うのも、バッテリー上がりを防止しやすいです。
バッテリーを充電するならば、専用の充電器を使うかカー用品店やガソリンスタンドで充電を行えます。

 

バッテリーが上がったときの対処方法

車のエンジンがかからないときは、キーを回してセルモーターを5秒ほど始動させて止めるという動作を繰り返すのが良いです。
セルモーターが動くとオイルがエンジン内部に行き渡るので、エンジンがかかりやすくなります。

 

エンジンがかかったときは、負担をかけないために一定時間は回転数を抑えてください。
ただ何度もセルモーターを動かすとバッテリー上がりを起こすかもしれないので、数回繰り返してエンジンがかからないときは、別の方法を試みましょう。

他の車を使いバッテリーを充電する

ジャンピングスタートの充電用ブースターケーブルを持っているならば、他の車を使いバッテリーの充電を行えます。

 

他の車のバッテリー端子と自分の車のバッテリー端子をケーブルで繋ぎます。
その後両者の車のエンジンをかければバッテリーが充電されます。

 

ただ急速に充電した場合は、バッテリー残量は少ないので十分に充電した方が良いでしょう。
また念のためにディーラーや専門店で点検を受けましょう。

ロードサービスに連絡する

契約しているロードサービスがあれば、連絡すると現場まで来てバッテリーを充電してくれます。

 

ただし契約内容によっては、利用回数制限や有料でサービスになります。

また契約しているロードサービスがなければ、JAFに連絡しても現場に来てくれます。

ただしJAFは未会員が利用すると、利用料が高いです。

 

まとめ

気温の低い冬場は、バッテリー容量や発電効率が下がるためにバッテリー上がりを引き起こしやすいです。
容量の多いバッテリーや、定期的に充電すればバッテリー上がりを防げます。

 

車に冬場あまり乗らないときは、最低でも2週間に1回は1時間以上運転した方が良いです。
またはバッテリーのマイナス端子を外すだけでも構いません。
バッテリーが上がったら、近くの車に手伝ってもらい充電するか、ロードサービスに連絡してください。

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