更新日：2020年05月15日

愛車にコーディングをしたい時、最も手軽な方法が洗車機によるコーディングです。
わざわざ時間を使って、車にコーディング剤を塗布する必要もなく、価格も手頃です。
しかし、手軽で低価格な洗車機によるコーディングにはもちろんデメリットがあります。

今回は洗車機によるコーディングのメリット・デメリットを解説。
愛車のために目的に合ったコーディングを選択できるようにしましょう。

コーティング用の洗車機とは

コーディング用の洗車機とはどのようなものなのでしょうか。

通常、コーディングを行う時は、次のような作業を行います。

1.車を洗車し、綺麗に汚れを落とす
2.コーディング剤をまんべんなく塗布する
3.車を乾燥させる

これを手作業で行うのは結構大変ですよね。体力と時間を給料に換算すると、かなりの金額です。
コーディング車用の洗車機は、これらの作業を全て自動で行ってくれます。
所要時間は10分程度。
忙しい人には、とても便利な機械ですよね。

コーティング用洗車機のメリット・デメリット

洗車機によるコーディングにはメリット・デメリットがあります。
それぞれ見ていきましょう。

洗車機によるコーディングのメリット

洗車機によるコーディングのメリットは次の通りです。

・時間がかからない。
洗車機によるコーディングの所要時間およそ10分です。洗車、コーディング剤塗布、乾燥を全て手作業で行った場合、この時間を終わらせることは不可能です。
時間がかからないことは、忙しい人にとっては大きなメリットです。

・体力を消耗しない
手作業でコーディングを行った場合、かなりの体力を消耗するのは容易に想像がつきます。
普段の仕事で疲れている方は、愛車のコーディングにそれ程体力を消耗したくはありませんよね。
洗車機によるコーディングは、機械の中で車を進めていくだけなので、体力をほとんど消耗しません。

・低価格
コーディングを専門業者にお願いする場合、大きい車であれば数万円かかることも。
自分で行う場合でも、コーディング剤の購入費がかかってしまいます。
しかし、洗車機によるコーディングはおよそ1000円前後。
とてもリーズナブルに愛車にコーディングを施すことができます。

洗車機によるコーディングのデメリット

洗車機によるコーディングにはデメリットもあります。

・コーディングの施工にムラがある
機械がコーディング剤の塗布を行うため、どうしてもムラが出てしまいます。
特に細かい部分にはきちんとコーディング剤が塗布されていないことがあります。

・コーディング効果の持続期間が短い
手作業によるコーディングの場合、効果は長ければ5年は持続します。
しかし、洗車機によるコーディングは、効果の持続期間は2週間程度。
手作業に比べて大幅に短くなってしまうので、あくまで洗車のついでと考えた方が良いです。

雨の日の洗車機によるコーティング

実は、雨の日が洗車機よるコーディングに向いていることはご存じでしょうか。
まずは雨の日の洗車のメリット・デメリットを紹介します。

雨の日の洗車のメリット

・汚れが落としやすい
青空駐車をしている場合は、洗車をする前から、砂や小石などの汚れが雨によって落ちています。つまり、洗車時に汚れが落としやすくなっているんです。

・洗剤が飛び散らない
敷地が狭い住宅街であれば、洗車時に洗剤が近所の敷地に飛び散ってしまう恐れがあります。雨の日ならそんな心配はありませんよね。

雨の日の洗車のデメリット

・作業がしづらい
雨が降っているので、カッパを着た状態での作業となってしまい、作業がはかどりません。

・コーディングができない
雨の日では水分をふき取ることが困難であるため、コーディングはできません。

雨の日が洗車機よるコーディングに向いている理由

雨の日は車の汚れを落とすことには向いていますが、作業がしづらく、水分をふき取る必要があるコーディングには向いていないことが分かりましたね。

しかし、雨の日の洗車機によるコーディングなら、汚れが落としやすく、コーディングもできることに。
作業はとても簡単です。
雨の日こそ、洗車機でのコーディングをおすすめします。

洗車機によるコーティング剤塗布の不安も解消されてきているが…

洗車機によるコーディングですが、デメリットでも解説したように、確実にコーディング剤が塗布されているか不安になります。

確かに手作業に比べると、完全に不安を払拭することはできませんが、コーディング剤は年々進化しており、以前よりもムラなく塗布できるようになってきています。
中には1か月程度効果が持続する洗車機もあるので、頻繁に洗車機を利用される方にはおすすめのコーディング方法です。

ただし洗車機によっては、コーディング剤が既定の濃度に希釈されていない場合があるので注意が必要です。既定の濃度になっていないと当然効果も弱まります。
何件か試してみて、より効果の高い洗車機を選ぶようにしましょう。

愛車の保護が目的ならプロによるコーディングがおすすめ

洗車機によるコーディングは手軽な反面、不安が残ります。愛車の保護を一番に考えるのであれば、プロによる手作業でコーディングを施すことがおすすめです。コーディング剤塗布のムラもなく、効果も長期間に渡って持続します。

洗車機によるコーディングはどうしても時間がない時の一時しのぎであると考えましょう。

まとめ

洗車機によるコーディングの特徴を解説しました。洗車機によるコーディングは手軽な反面、コーディング剤塗布にムラがあり、効果の持続期間はとても短いなどのデメリットがあります。

また、洗車機によるコーディングは雨の日がおすすめです。雨の日は汚れが落ちやすいので、コーディングの効果もより高くなります。

しかしながら、洗車機によるコーディングは急場の一時しのぎと考えてください。手軽ではありますが、その効果は手作業とは雲泥の差です。

愛車の保護のためにも、プロによる手作業のコーディングを施すようにしましょう。