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タイヤチェーンの選び方は?車に合ったチェーンを用意しよう

更新日:2020年10月1日

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雪道を走るならば、スタッドレスタイヤを履きますが、チェーンを装着すればより安全性が増します。

ツルツルのアイスバーンやブラックバーン、積雪の多い道を走るならば、チェーンを装着した方が安心です。

 

チェーンには、金属製やゴム製などいくつか種類があります。

それぞれの種類で、適した使用用途があり、どのような道を走るかによりチェーンの選び方は変わります。 今回はタイヤチェーンの種類と選び方をご紹介します。

目次

タイヤチェーンの種類

タイヤチェーンは大きく分けると、金属製、非金属製、布製の3つです。
それぞれのチェーンで特徴が違います。

金属チェーン

昔からあるタイプのチェーンです。
上り坂の雪道でも威力を発揮し、豪雨地帯でも活躍し制動力が高いです。
丈夫にできているので、長期使用も可能でランニングコストに優れ、販売価格は比較的安くなっています。

 

装着すると乗り心地は悪くなり、騒音が発生します。
濡れたままにすると錆びるので、保管時に水滴を拭き取って乾かさないとならず、メンテナンスに手間がかかります。
金属チェーンは錆びやすいので、錆でホイールが汚れます。

 

タイヤへの取り付け方が悪いと、チェーンがホイールにぶつかり傷つけます。
金属チェーンは装着するのが大変だと言われていますが、ジャッキアップなしでも装着できるタイプも販売されています。

 

金属チェーンには、はしご型と亀甲型があります。
はしご型はタイヤにフィットし、上り坂に強いですが横滑りには弱いです。

亀甲型は上り坂に強く、横滑りにも強いです。

非金属チェーン

非金属チェーンの素材は、ゴムやポリウレタンなどです。
路面への衝撃が小さくなるので振動や騒音が少なく、乗り心地が良いです。
車からタイヤを外さずとも装着でき、錆びることはありません。
軽量なので装着がしやすく、取り外しもしやすいです。
非金属チェーンをつけたまま、雪道以外でも走れます。

 

その一方で、グリップ力は金属チェーンよりも劣ります。
価格は比較的高く、折りたためないので収納には場所を取ります。

布製チェーン

タイヤに被せて使用するタイプであり、スノーソックスとも呼ばれています。
乗り心地がスタッドレスタイヤ並に良く、騒音が少ないので走行時は静かです。
布製で軽量なので持ち運びしやすく、折りたたんでも保管できます。

 

ポリエステルでできている布製チェーンは、タイヤに装着して走ると水を吸収してグリップ力を高めます。

非常時に装着するために開発したので、長距離走行向けではありません。
金属や非金属製のチェーンに比べると耐久性やグリップ力は劣ります。
あくまで緊急用のチェーンとして考えておいた方が良いでしょう。

 

チェーンの選び方

タイヤチェーンは、金属製か非金属製のどちらかを選びます。
どちらを選んでもアイスバーンや雪道で威力を発揮しますが、目的に応じて選び方が違います。

取り付けの難易度

チェーンによっては、タイヤを車から外して装着するタイプや、増し締めが必要なタイプもあります。
装着難易度が高いタイプのチェーンだと、タイヤに取り付けるのに苦労します。
タイヤに装着しやすいチェーンだと、初めてチェーンを扱う方でも取り付けやすいです。

乗り心地と騒音

振動や騒音が発生しやすいチェーンは、乗り心地が悪いです。
ドライブするような場合なら、振動や騒音の少ないチェーンを使うと快適に運転できます。

耐久性

シーズン中に何度もチェーンを使うならば、耐久性があった方が良いです。
日本自動車交通安全用品協会による試験をクリアしたJASAA認定品だと、品質の保証がされています。

収納性

タイヤチェーンはトランクルームや後座席に置いて保管しておきます。 コンパクトに収納できるタイプの方が、場所を取らずに済み持ち運びしやすいです。

汚れや傷

非金属チェーンよりも金属チェーンの方がタイヤが汚れやすいです。

どのようなチェーンでも、タイヤへの取り付け方が悪いと、ホイールを傷つけます。

ホイールの傷対策として、ホイールをコーティングするのも1つの方法です。

 

タイヤチェーン取り扱いの注意点

チェーン装着時には、軍手、スコップ、懐中電灯があると便利です。
急に天候が崩れてチェーン装着が必要な場合もあるので、防寒着もあると、寒さを防ぎながらチェーンを取り付けられます。

チェーン装着時の注意点

チェーンは、車のタイヤの4輪の中の2輪に装着します。

駆動輪に装着するので、FFは前輪、FRは後輪に取り付けます。

 

4WDでも駆動輪があるので、FFベースまたはFRベースのどちらになっているか調べて、前輪か後輪にタイヤチェーンを取り付けます。
駆動輪がわからない方は、車の取り扱い説明書を見るかディーラーや販売店で確認してください。

 

ちなみに4WDならば、4輪すべてにチェーンを取り付けるのは避けるべきであり、駆動輪に取り付けます。

タイヤは夏用と冬用があり、サイズが違います。
チェーンを取り付けるときには、履いているタイヤのサイズにあったものを選んでください。

チェーン規制

2018年にはチェーン規制関連の法改正を行い、一定の条件の路面ではチェーン装着が義務化されています。

これはスタッドレスを履いていても、チェーン装着が必要です。

チェーン未装着による罰金や違反金はありませんが、対象となる道は走れません。

チェーン装着必須の区間は、金属製や非金属製はもちろん、布製のチェーンでも装着すれば走れます。

 

まとめ

冬道はスタッドレスタイヤを履いていても、滑るような場所もあります。

スタッドレスタイヤで走行が困難なときに役に立つのが、タイヤチェーンです。

アイスバーンのような凍った路面でもタイヤチェーンは威力を発揮します。

 

雪道を走った後で気にしておきたいのが、ホイールや下回りの汚れです。

どうしても、溶けた雪や泥・融雪剤がホイールや車の下回りについてしまいます。

チェーンをつけると余計に飛び跳ねて汚します。

放置しておくとサビの発生や劣化につながるため、早急に洗車をしましょう。

 

少しでもお手入れをラクにしたい場合は、プロの業者にホイールや下回りのコーティングをしてもらいましょう。

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