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アライメント調整とは?調整するタイミングも紹介

更新日:2022年06月9日

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車を安全に運転するには日々のメンテナンスが必要であり、アライメント調節もメンテナンスの1つです。
アライメントはホイールの向きや角度です。
正しい向きや角度になっていないと、ハンドルを握らなくとも自然と車が曲がって走行します。
ハンドルが取られるときや、まっすぐ走らないと感じれば、アライメントが狂っているのかもしれません。
この記事で、アライメント調整について解説します。

目次

アライメントとは?

アライメントは、整列や一列に並ぶという意味があり、車で言えばホイールの向きや角度です。
キャンバー角、トー角、キャスター角でアライメントが構成されます。

 

キャンバー角は、正面から車を見たときのタイヤの傾きを示し、タイヤがハの字になっていればネガティブキャンバー、タイヤが逆ハの字になっていればポジションキャンバーと言います。
傾きすぎると、タイヤの外側または内側だけ早くすり減り、コーナリングや直進で影響を与えます。
ちなみにタイヤをハの字に見えるように傾ける鬼キャンというカスタマイズがあります。

 

トー角とは、車を上から見たときにタイヤがどちらに狭くなっているかを示します。
前方が狭くなっていればトーイン、前方が広くなっているとトーアウトと言います。
こちらもコーナリングや直進に影響を与えます。

 

キャスター角は、車を横から見たときのサスペンションの傾きです。
サスペンションは直角に取り付けられているのではなく、2~4度程度傾いています。
つまり車のタイヤは一輪車のようにサスペンションが直角についているのではなく、やや傾いているのです。
タイヤの直角に対して後方に角度をつければプラスキャスター、前方に傾ければマイナスキャスターです。
キャスター角は直進性に影響し、ハンドルを離すとハンドルが真ん中に戻ろうとする力を発生させます。

 

アライメントが狂っているときの車の症状

以下のような症状が出ればアライメントが狂っており、アライメント調節が必要です。

 

・ハンドルが取られる
・ハンドルが真ん中よりずれている
・まっすぐ走らない
・タイヤのすり減りが早い
・曲がりにくい
・スピードを出すとハンドルが振れる

 

走りにくいのみならず、思い通りの方向に進まないために事故にも繋がりかねません。
アライメント調整を行えば、このような症状が改善します。
一般的には各角度はメーカーが規定値を設定しているので、その数値になるように調節します。

アライメントが狂いやすい場面

アライメントは足回りに何かしら衝撃を与えると狂うときがあります。

 

・縁石に乗り上げた
・足回りパーツを交換した
・事故を起こした
・数年アライメント調節をしていない
・タイヤが偏磨耗した

 

縁石に乗り上げたときや事故を起こしたときは、自分でもアライメントが狂っているとわかりやすいですが、長年調節しないで狂うときはわかりにくいです。
異常なく数年走ったときは、一度アライメントチェックをした方が良いです。

 

自分でアライメント調節する方法

アライメントが狂っているかどうかは、肉眼のみではわかりにくいので道具を使います。
糸、水準器、重りを用意して、以下の手順で調節します。

 

1、タイヤ4本の空気圧を均一にする
2、水準器を使いキャンバー角を測る
3、キャンバー角を整える

 

このときに、ホイールの中心に重りをつけた糸を垂らして、角度を調節していきます。
糸を垂らす部分を変えると角度が変わるために、フェンダーから垂らすなど支点を決めておきましょう。

 

4、ホイールの中心に重りをつけた糸を垂らし、ホイール上部と糸の距離を測る
5、左右で差があれば調節する

 

一般的なサスペンションであれば、サスペンション上部でキャンバー角を調節できます。
微妙に調節するのは難しいので、角度のないゼロキャンバーでの調節がおすすめです。

 

6、前後のホイールの間に糸を張り前輪のホイール間と後輪のホイール間の糸の長さを測ります。
7、トー角はタイロッドを回せば調節できます。

これでアライメント調節は完了です。

 

アライメント調節ではキャンバー角とトー角を調節しましたが、キャスター角は調節できません。
バイクや自転車のサスペンションの角度が生産段階で決まっているように、車のサスペンションの角度も生産段階で決まっており調節機能がありません。
どうしても角度がおかしいのでキャスター角を調節したいとなれば、業者に相談してください。

 

道具を揃えてDIYでのアライメント調節はできますが、自分での調節は難しく、車に関する知識がないとできません。
下手に行うと余計にアライメントが狂い、車の走行で危険が増します。

 

アライメントを調節したいとなれば、業者に依頼するのが間違いないです。
ただし事故車などと、大幅にアライメントが狂った車は調節が難しい場合があり、フレームが曲がっていると調節はほぼ不可能です。

 

まとめ

車のホイールやサスペンションの傾きがアライメントです。
事故やパーツ交換でアライメントが狂うときがあり、狂ったままだと車がまっすぐ走らず危険です。
まっすぐ車が入らないとなれば、アライメントを確認して調節してください。
自分でもアライメント調節は行えますが、車の知識が必要なために業者に依頼するのがおすすめです。

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